古書買取の業者を選んだら、事前に売りたいと思っている本のジャンルや数量などの連絡をしておくことが適切です。
ある程度一般的な古書買取で、数もそこまで多くはないという場合にはそのような話は無くても結果的には何も変わらないかもしれませんが、希少性が高いと考えられるものや、冊数が多い場合には事前に伝えておくことで査定がスムーズに進み、買取価格にも影響を及ぼすことが十分にあり得ます。
買い取る側もプロとはいえ、やはり得意分野があると考えるのが普通であって、先に知らせておくことで相手としてもしっかりとした事前準備をした上で臨めるからです。
事前には伝えないほうが、訳も分からないうちにかえって高い値段がつくことがあるのではないかというのは素人的な考えであって、プロの立場からすれば、価値が明確に分からないようなものにあえて高い値段をつけるようなことはまずありえず、相場よりも低い値段しかつけられないこともあります。
古書買取を行っている業者の中には、今日では店頭での買取だけではなく、宅配買取や出張買取にも応じている所が多数あります。
宅配買取は、店舗まで行くことが難しい遠方の地域に居る人におすすめです。
電話やメールで査定を依頼した後、適当な大きさのダンボールに査定して欲しい古書を入れて宅配業者に預ければ、数日後に店舗にダンボールが届きます。
査定は古書が届き次第すぐにはじまり、結果は電話かメールで伝えられます。
売買代金は、契約が成立した数日後に指定した口座に入金されます。
出張買取は、店舗がある地域とその周辺で車などで移動できるエリアであれば申し込むことができます。
事前に都合の良い日時を伝えると、当日その時間帯に古書買取店からスタッフがやってきて、店頭買取と同じように手続きをとってくれます。
売買代金もその場で受け取る事が可能で、買い取られた古書はスタッフが全て持っていきます。
買い取って欲しい古書がたくさんある場合は、出張買取がおすすめです。